離婚へのカウントダウン

夫帰宅後、トイレの中でイヤリングを見つけました。片方だけ。私のではない。

 

思ったより衝撃は無く、責め立てるような怒りもなく、、だって私はそんなこと言える立場じゃないです。もっと酷いことしてきたから。

 

もしかして善意で拾った?とかね。

そんな気もしちゃうんだけどね。

だって、子どもたちのことを大切にしている夫ですから、帰宅時間を遅くしてまでそんなことするかな。とかね。

 

ただ、あ、離婚されちゃうかな、って恐怖が。

真剣に好きな人ができた?

もうすっかりわたしに呆れてしまっているのかな。

 

このこと、言わないことにしました。

私は何も見なかった。知らない。

イヤリングは取っておくけれど。勝手に捨てるのもね。。

 

それよりも、このことで当時の夫の気持ちを少し想像できた気がする。

私は思いやる心が欠けていて、あんな酷い中でも夫の心を想像できなかったクズなので。

裏切られてどんだけ夫が傷ついたか、傷つくなんてもんじゃなくて、心が死んでしまったか。今の私の何億倍も。そう思いました。

 

あの時、夫がいなくなってもおかしくないのに、今も家族をしてくれている。気遣ってくれる、子どもたちを愛してくれている、家に帰って来てくれる、会話も少ないけどあるし、側から見たら仲良し家族なんだろう。

寿命をすり減らして、今の形を継続してくれているんだから、擦り切れるまでは時間の問題。あとどのくらい続けてくれるのか。

せめてあと10年。欲張りですが、そう思いたい。

 

そんな夫の気晴らし、楽しみ、他であってもいいと思う。誰か私じゃない人に癒されて楽しみがあって、そのおかげで家に帰ってきてくれているのなら、それでいい。

その人を愛してしまったとしたら、離婚なんだろうけども、上の子がもう少し大きくなるまでは待ってくれるだろう。子どもを一番愛しているはずだから。ごめん、子どもたちのおかげで離婚を先延ばしにしてもらっている。甘えているなぁ、自分は何をした?どう反省して、それをどう伝えたのかな、何もしていません。

 

反省の仕方がわからなくて、伝え方も。

反省してないんだろうか、気持ちが薄いんです。そんな人間だから、この年月で夫もすり減らしてしまいました。

 

今日のことがきっかけで、明日から夫へ感謝の気持ちを伝えていこうと思います。

だってあと何日一緒にいられるかわからない。本当に離婚が迫っているのかもしれない。

本当なら、もう私は全部失ってたはずですから。なのに全部まだ持っています。

何食わぬ顔で生きています。暮らしています。

 

夫へ私からのストレスをこれ以上与えたくない。少しでも穏やかに家に帰って来てくれますように、努めます。

 

と、今は思っています。

夫にイライラしてしまったら、これを思い出そう。私は夫にイライラする資格はありません。

家政婦?奴隷になれってか?いや、そういうことじゃありません。

夫と子どもたちと家族でいられることに感謝します。どこのどなたか分かりませんが、まだ夫を連れて行かないでください。

って思うのも、自分勝手だなぁと思います。

 

結局私は、離婚を受け入れる覚悟もない、自分の罪を償い続ける精神もない、今の環境に甘んじ、自分のことは棚に上げて不平不満を見つけ出しイライラしている醜い人間なんだなぁと。

 

こんな人間やめたい、ので、やめます。

何回思ったかな、で、何回忘れてしまったでしょうか。諦める、逃げる、最悪な人間だなぁ。

地獄に落ちるのが怖いので死にたくないと本当に思っています。

 

 

頑張れ!頑張れ自分!

償いなさい、です。